パンダカラー
あゆぱんだ



名前 あゆぱんだ
レベル 140
職業 ゆぱ
称号 清純風幸運娘
??? ・剣の腕は腐海辺境一
・水をかぶるとパンダになる!?

あゆぱんださんは、パンダになりたかった。






「パンダの様になりたい」のではない。
    ×






「ぱんだになりたい」のだ。
          






あゆぱんださんは、パンダになるためには、
どうしたらよいかを、模索し続けていた。












ある日の事・・・





「ゆぱ、どうして パンダになろうとするの?」






「あの白黒とか・・・眠っている時とか・・・
笹を食べる時とか・・・可愛らしいじゃない!」






「どんなにパンダが可愛くても、
人はパンダになれないのよ」






「え」








あゆショックだった。
そう、人はパンダにはなれないのだ。






・・・





そんな時、あゆぱんださんは硬派と出会う。






「魔法使いなのに、殴っている・・・」






殴り魔を見て思った。
まるで、自分を見ているようだと。






あゆぱんださんは、
「魔法使いだが、戦士になろうとする」殴り魔と
「人間だが、パンダになろうとする」自分とを、
重ね合わせていた。






そして・・・





・・・






「さあ、硬派恒例の新人チェックよ!」






「緊張してます」






「そのまえに、なぜ さかむけさんはそこに
隠れていらっしゃるのですか?」






・・・






「内弁慶なので、様子見なのです」

後にさかむけさんは、この時のことをこう語っている。




「なるほど・・・」






「ですが、私、決して怪しい物じゃありません!」





「私は、パンダになりたいだけです」






「パンダに!?orz」





・・・





硬派加入後も、あゆぱんださんのパンダ好きは、
止まらなかった。









パンダに似せた格好・・・パンダカラーを作ってしまうほどに、
パンダが大好きなのだ。











だが・・・
どうしてもパンダには、なれなかった。








・・・






「ああ、神様。
私はどうしたらパンダになれるのでしょう?」






・・・






「あ、あ マイクテスト マイクテスト」






「!?」






「神様の声が聞こえる・・・」






「神様!ぜひ、お姿を私の前に!」






・・・






「あれです。
神様は、内弁慶なので顔は出しません」






「神様、可愛いw」






・・・






「神様・・・
どうしたら、私はパンダになれるのでしょう?」






「水をかぶれば、パンダになれます」






「え」






「それだけで!?」






・・・





「今の若い者には、らんま1/2ネタが通用しない!?」






「神様?」





「いや、マジレスすると・・・
外面を変えるのは、難儀である」






「しかし、内面は努力次第でいくらでも変えられる」






「もしかしたら、内面が外面で、外面が内面なのかもしれない」





「内面を変える・・・」






「そっか
神様ありがとう。
外面は無理でも、内面をパンダにしろってことですね」






・・・
















あゆぱんださんは、次第にその実力をつけていった。
そして、2次転職をするまでに成長していったのである。






「あゆぱんださん・・・」






そして、蜂蜜パイはあゆぱんださんを、
硬派12代目の副マスターに任命する。






今や、あゆぱんださんは
硬派のパンダ好き副マスターなのである。


戻る