麗刹華那さんは、硬派を強制追放された後、
ギルド”華麗に刹那に”を立ち上げた。






そして・・・

















・・・






「華那さんが欲しがっていた物、持ってきたわよ」






「ああ、すみません」






「はい、チョコハートネックレス」






「パイ様、言っておきますけど”華麗に刹那に”を立ち上げましたが、
いつかは硬派に戻るつもりです」






「ふむ、今度は度が過ぎた事、
やらないようにね」






「どうかなーん」






「もう、また そういうこと言うんだから!」






「でも、私にだって良心はあります(あるのか!?)。
パイ様にちょっと悪いかなって思うときはあります」






「私の心の中に、パイ様が出てきて私を止めようとするのです」






「華那さんの心の中に住む私か・・・
心象蜂蜜パイってやつかしら」






「・・・」






「パイ様、正直に言います」






「はいはい」






「たまあに・・・自分で自分が、わからなくなる時があるのです」






「ええ、そんな気はしますよ。
ただ、抑える所は抑えないとね」






「ですが、案外 次は、
私ではない硬派の誰かが、爆発するかもしれませんね」






「爆発する人なんて、硬派には華那さんくらいしか・・・」






!?






「ま、まさか さかむけさんあたりが!?」






「それはそうと、パイ様がチョコハートネックレスくれるとはね。
あのケチなパイ様が」






「し、失礼な!
欲しいって言うからあげたのに!」






「まあ、ありがたく使わせていただきます」






「ふふふ、でも、ただじゃあげませんよ」






「!」






「ツンデレしてくれなきゃ あげれないな・・・これは・・・」






「・・・」






「ふむ」




























後に、麗刹華那さんは硬派へと戻ってくる。
戻ってきた麗刹華那さんは、副マスターから身を退く事になる。

そして、静かに、その身を陰へと落として・・・
いくのであろうか?
まあ、華那さん次第である。

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