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少年は結局戻ってはこなかった。
代わりに眼鏡の神様が私の前に現れた。







「今日は君を祭りに招待しようと思ってね、
眼鏡を付けての祭りなのだよ」







「眼鏡祭り?」







「そうだよ、私はね、コンタクトというものが嫌いなのだ」






「コンタクトを使用すると?」






「目がー目がー」






「私、眼鏡なんて持っていたかしら」







「安心したまえ、そのための神様だ、
眼鏡をいくつもストックしている」






「よしなに、眼鏡の神様・・・」






そして、眼鏡の神様は眼鏡祭りの日時と場所だけ告げ、
帰っていきました。





「・・・外には、かわずさんが」







・・・





戌の刻、私は眼鏡の神様に教えてもらった場所へと、






そして・・・








「いやぁ、待っていたよ」







「祭りなのに人が少ないのね」







「前回は二人だけだったが、今回は三人もいる」






「申し遅れた、宝塚の眼鏡だ、
以後、見知りおきを」







「メンバーも揃ったことだ、眼鏡祭り恒例の、
眼鏡のキャッチコピーを考よう
をやろうじゃないか」






「眼鏡のキャッチコピー?」






どんなキモメンだって眼鏡をかければ100万馬力!
と、こんな感じの物をね」






「100万馬力とは小癪こしゃくな!次は私の番だ」






「ふむ、眼鏡、それはいのち







「眼鏡と命を等価と見るか、素晴らしい!」







「どこかで聞いたことあるような・・・」






「あたりまえだ、
ここは意識を構築している世界、
断片的意識がこの世界へと迷い込み実体化したのが我々なのだから」






「意識の世界、
華那さんの意識・・・」






・・・






そして、眼鏡祭りも終わりに近づいた頃






「さて、皆で外を徘徊する時間だな」







「そうだな」






「え」






「眼鏡をかけていない連中に眼鏡をかけさせるのだよ」






「もし、反抗したら?」






ゴミのように殺してしまうまでだ!






「おい、あそこを見ろ!」







・・・






己っ! カエルと言えど、眼鏡をかけていないとは!







早まるなチームワークで!!







グオグオグオ





眼鏡の神様と宝塚の眼鏡は、かわずさんに食べられてしまった。





・・・






「巨大蛙・・・これがかわずさんというもの」

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