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「師匠、道場があるからって
わざわざこんなに遠くまで来なくても・・・」






「雰囲気って大事よ、私にとって大切なことなのよ。
さて、早速はじめようかしら」






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ここは、ステータス4411→3412→4411→3412→4411となった
とある殴り魔の主観的攻略?です。






・・・






「あ、あれ、なんでかわずさんがここに?orz」






「皆、ここに集まろうとしている」






「あの少年や怪物さんも・・・」






「こういう時は、華那が何かを起こす前兆なんだ。
いつもそうだった」







「じゃあ、悪華那も きっとここに来るわね」






「それより、今から私的殴り魔なんだろ?」






「俺も殴り魔になりたいっぜっ!」






「か、かわずさんが!?」






「なんだ、カエルじゃ駄目だっていうのか!?」






「そうじゃないけど・・・
本とか持っていないでしょ?」






「おいおい、そんな話聞いたことないぜ」






「ふう、基本の基本よ 縄跳びで言うと前飛びみたいなものよ」






「・・・」






「でも、師匠も本持ってないですよね?」






「何を言っているの!?
私はちゃんとこうやって」






本で強烈な一撃をって






「あ、あれ 素手で殴ってる?orz」






「私も持っていないじゃない!」






「持っていないものは仕方ないわ
基本は飛ばしてやりましょう」






本気マジかよ!」






「師匠 質問です」






「はいはい」






「殴り魔は攻撃魔法を使っちゃいけないのでしょうか?」






「殴り魔の明確な定義なんてないから・・・
人それぞれじゃないかしら」






「おいおい、これは私的殴り魔なんだろ?
主観的な意見を聞きたいわけさ」






「い、言っちゃっていいの?」






「だからこその私的殴り魔です。
これから、悪華那と戦うのですから」






「・・・」






「な」






「な?」






殴り魔が攻撃魔法を使ったら中途半端よ!!






「迂闊な事を!」






「硬派にはいらっしゃらないのですか?攻撃魔法を使っている人」






「いるわよ
3人を例に解説すると」






「攻撃魔法を一切覚えていない
漢女こと さかむけさん」






「殴り中心、
魔法はネタで覚えている程度、
ツンデレこと waisuさん」






「攻撃と魔法のハイブリットを目指している
私の妹?こと 蜂蜜バイさん」






「硬派では、こんな感じに大きく分けて3タイプってところね」






「そうですか」






「殴り魔を始めた理由に魔法戦士に憧れてって人とか・・・
いろいろあるからね」







「用は自分の好きなスタイルで、やっていくのが一番よね」






「人生色々だよな」






「っと、そろそろ悪華那 来るんじゃないのか・・・
どんぐり嬢ちゃん、気持ちはまとまったかい?」






「後は準ずるだけよね」

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